習慣化したいこととその達成目標

あまりにも自分は無能なので,何かスキルを身につけないとまずいということで,これから毎日習慣的にスキル習得を行いたい.色々身につけたいけど,授業・学会・研究・バイト・就活と今はめちゃ忙しいのでとりあえず1個2ヶ月をめどに取り組むことをこの記事で示す.

それはCADのスキル.まずは自分の専攻ぐらいスキルにしておきたい.授業サボりすぎてCADがあまり使えないので,それを克服する.

達成目標:ルアーの自作(3Dプリンタ)

分割目標

Fusion360の基本的な使用方法の習得

https://www.youtube.com/c/FLAT3DCADLab/videos

チュートリアル二つを習得

②演習

https://www.youtube.com/c/FLAT3DCADLab/videosの気になったやつ

これは今後決めていく

③ルアーの図面作成

3Dプリンタにより作成!

 

 

ザリガニの鳴くところ 感想

「ザリガニの鳴くところ」を読んだのでその感想.

まず物語全体を通して感じたことだが,情景描写が美しい.ノースカロライナの湿地を舞台としているのでその沼地に生息する鳥や鹿などの動物,生い茂る植物,そして移り変わる季節をこれでもかというくらい具体的に描いている.これは著者が沼地の研究者だからなし得ることなのかと思う.

物語の内容自体はカイヤが家族から捨てられ一人で孤独に生きていく様を描く重めな内容になっているが,この情景描写のおかげでなんとも言えない清廉さを感じ,最後まで読むのが辛くなるということはなかった.

肝心の内容だが,まあ登場人物がことごとくクズい.一見善人に見えるテイトやジョディも,カイヤを見捨てた後にひょこひょこと現れ自分のエゴを押し付けているように見えてしまい,下手するとチェイスや他の村人たちよりもたちが悪い.まあ本来人間とは聖人君子ではないので,これくらい汚い部分があった方が人間味はあるのかなと思ったけど,最後の最後までカイヤは救われなかったなあという印象.唯一カイヤを人間として尊重していたジャンピンは死んでしまったしね・・・

結局カイヤは業を背負って生涯を閉じたわけだし,まあハッピーエンドとは言い難いのかな.

総じて,人間にとっての他者の存在の大きさを改めて実感した本作でした.

 

無能高学歴

勉強はできるが無気力で受け身の人間は大学以降苦労する.僕がまさにそういう人間で,大学の学部時代も現在の大学院でもかなりの生きづらさを感じている.

大学入学が僕の人生の目標みたいな感じだったので,大学に入ってからは非常に無気力だった.サークルの新歓は人と関わるのが嫌で結局一個しか行かず,しかも中高と続けてきたバスケのサークルだった.結局そこに入ったが,行事などを主催する学年になると面倒になって行かなくなった.偏差値と就職だけで学部を選んだので,大学での勉強はかなり適当で,テスト当日に寝坊したり,授業に途中で行かなくなったり,必修をいくつか落としたり,まあひどいもんだった.かといっていろんな遊びを覚えるわけでもなく,家でやることといえばゲームばかりで,旅行とかにもあまり行ってない.バイトもおばさんばかりのファストフード店や,なんとなくの塾講師など,あんまり経験値にならないようなやつしかやらなかった.当然彼女もできなかった.

こんな悲惨な大学生活(僕よりひどい人もいるだろうが)を送ってきたので,大学時代の思い出という思い出が全くない.小中高は何かしらの色を伴って記憶に残っているが,大学は完全な灰色だ.本当に何をしていたのか思い出せない.しかも普通の人が大学時代積むであろう経験値を僕は全く積んでいないので,飲み会とかで話についていけなかったり,同世代との雑談が困難だったりする.中身が高校時代で完全に止まっているので,コミュニケーション能力が大人のそれになっていない.

大学院は当然ながら研究する場所である.研究とは世に答えがないものに対して自分なりのある程度妥当な答えを導く行為であり,こうした行為を大学の学部4年と,大学院の修士2年間で取り組むのは理系大学生にとっては一般的だろう.この研究だが,自分のような無気力受け身人間には完全に向いていない.その上成績が悪いせいで,全く興味のない地味な研究をやることになってしまったため,毎日が苦痛でしかない.学費を払って教授の奴隷のように興味のない研究をやることに一体なんの意味があるのか.なら学部時代に無気力な自分に鞭打って将来のビジョンをある程度明確にし就職したほうがよっぽどいい.僕のように就職したくないから,モラトリアムを延長したいからなどの理由で大学院に進学するのは本当にやめたほうがいい.もっともコミュニケーション能力があって有能な人物ならある程度はこなせてしまうだろうけど.

まあ,自分はこんなクズ人間です.今後は僕の鬱憤や日々思ったことなどを書いていくつもりだ.といっても続くかわからないけど.